会社名・サービス名が検索上位に表示されないのはなぜ?

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「自社のホームページを制作して公開したのに会社名で検索しても出てこない
「自社のサービス名を検索しても検索上位に表示されないのはなぜ?」
そういった悩みをお持ちのWEB・マーケティング担当者は多いのではないでしょうか。

名刺交換した人や顧客の口コミを聞いてホームページを見ようと思った時、URLを入力するのではなく、会社名・サービス名で検索するでしょう。

そこでもし、会社名・サービス名が上位に表示されなければ、「この会社と取引をしても大丈夫か?」と疑問に思うかもしれません。またすぐに見つからない場合、他の会社へ依頼をかけたり、他の選択肢に映る可能性が高いです。

上記の状況の中、もし、あなたが小規模や一人のマーケティング担当になった場合、最初に取り組む施策として指名検索を最適化することをお勧めします。

指名検索とは

特定のブランド、会社名及び製品名を含む検索を指します。

たとえば、あるSFA(営業支援ツール)の提供会社「salesforce」の検索では、「salesforce」が指名検索の一例です。一方、一般検索はブランドや製品名を含まないより幅広い検索を指します。例えば「SFA(営業支援ツール)」という検索が該当します。

指名検索は既に自社製品へ興味を持っている顧客層にリーチしやすく、一般検索はまだ製品やブランドを知らない潜在顧客層にアプローチできます。指名検索や一般検索はどちらのみ対策すれば良いというものではなく、バランスよく対策することが求められます。

指名検索の対策をするメリット

  • 購買率・成約率の高い顧客にリーチ可能
  • 上位表示しやすく、アクセスの増加につながる
  • 検索アルゴリズムの影響を受けにくい

買率・成約率の高い顧客にリーチ可能

一般検索に比べて、指名検索をするユーザーはその企業やサービスに既に関心を持っているため、これらの検索から訪れるユーザーは高い購買率・成約率を持ちます。
例えば、リスティング広告で指名検索・一般検索で広告を出すと指名検索は一般検索より
獲得費用単価が70~80%安く契約を獲得できることが多いです。

上位表示しやすく、アクセスの増加につながる

自社名やサービス名の検索に対して最適化された自社ウェブサイトは、検索結果での上位表示に貢献し、より多くのアクセスを獲得することが期待できます。

検索アルゴリズムの影響を受けにくい

「検索アルゴリズム」とは、「ホームページの重要性や関連性を評価し、検索結果の表示順を決めるプログラム」です。Googleは、ユーザーが求める情報を早く正確に出すために、この検索アルゴリズムを年間500回以上も変更、修正しているそうです。

指名検索の対策をしないデメリット

  • 顧客が競合他社のサービスに流れる可能性がある
  • 望んでいないページが上位表示されてしまう

顧客が競合他社のサービスに流れる可能性がある

1つ目のデメリットは、指名検索であるにもかかわらず、ユーザーが他社サイトへ流入してしまう可能性があることです。指名検索の対策をしなければ、購買率・成約率の高いユーザーを逃す可能性があります。機会損失を防ぐためにも指名検索対策は必須です。

望んでいないページが上位表示されてしまう

2つ目のデメリットは、指名検索の対策をしなければ、望んでいないページが上位表示されてしまうことです。意図していないページが表示されて、購買意欲の高いユーザーを逃すのも大きな機会損失となるでしょう。

会社のホームページを検索上位に表示されない理由と対策

同じ会社名やサービス名が複数存在する

自社名と同じ会社名が他にある場合、検索順位の上位が他社のサイト名で表示されてしまう可能性があります。新規参入のホームページの順位は

もし、同じ会社名が存在する場合は、サービス名が他と被らないようにするか、会社を設立して間もないのであれば社名を変更してください。

Google Search Consoleでインデックス登録済みか?

新しい会社のホームページが公開された直後は、すぐに検索エンジンで高い位置に表示されることは少ないですが、以下の対策で短期間での上位表示を目指すことができます。
主に2つの方法が効果的です。
1.Google Search Consoleへの登録と設定
2.外部からのリンクの確保

これらの手法の中でも、特にGoogle Search Consoleへの登録と設定は、迅速かつ効果的な方法とされています。これらの対策を施すことで、新しく開設されたホームページも検索結果での可視性を高めることが可能になります。

Google Search Consoleへの登録と設定

Google Search Consoleは、Googleによって提供される無料のウェブツールで、これを使用することで、自社のウェブサイトをGoogleに認識させる登録を行うことができます。また、ウェブサイトに訪れるユーザーがどのような検索語句を使ってアクセスしているかを分析することも可能です。

Search Consoleにウェブサイトを登録した後、XML形式のサイトマップを作成し、それを登録することが推奨されます。登録が完了すると、Googleは通常1日以内にウェブサイトをインデックスし、検索結果に表示する準備が整います。これにより、一週間程度で自社名を検索した際にウェブサイトが上位に表示される可能性が高まります。

外部からのリンクの確保

Googleの検索エンジンによってウェブサイトのコンテンツが高く評価されるためには、外部からのリンクが重要な役割を果たします。異なるドメインからの多数のリンクを集めることによって、ウェブサイトはより信頼され、人気があると見なされる傾向にあります。その結果、Googleにおいてより高い評価を受けやすくなり、検索結果での順位向上に寄与します。

上記は一例に過ぎません。会社やウェブサイトによって必要な対策は異なります。他の対策に関しても資料にまとめましたのでご参照ください。

まとめ

  • 指名検索を上位で表示させることは、購買率・成約率が高い顧客にリーチする上で対策は不可欠
  • Google Search Consoleでインデックス登録必須。会社名やサービス名が他社と被っていないか要確認
  • 会社名やサービス名を上位に表示させるには会社やウェブサイトによって必要な対策は異なる
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