配信可能になったときのThreads広告の出し方を考える

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この記事は「広告配信が可能になったときのThreads広告の出し方」を現状のMeta、Facebook、Instagramの仕様から想定してみました。

Threads広告はいつ始まるの?

ザッカーバーグ氏は「ユーザー数が10億人を超えてからマネタイズは考える」と言った発言もあったことからすぐ広告出稿可能になることはまずないでしょう。

Threads広告を始まったときに備えて、Threads広告の出し方の想定を以下に書きました。

Threads広告の出し方

Threads広告の出し方ですが、ThreadsのアカウントはInstagramのアカウントと連携してつくられるので広告出稿の際もベースはInstagramの機能を用いられ、Instagramのアプリから直接「投稿を宣伝する」、もしくはFacebookの「広告マネージャ」を使うのが予想されます。

Instagram広告の「投稿を宣伝」とFacebookの「広告マネージャ」の違い

Threadsで広告が始まる初期段階では「投稿を宣伝」のような広告ができる可能性があります。ThreadsはInstagramのアカウントと紐づいているのでInstagramにある現状の機能と似たような仕組みになると想定してInstagramの現状の機能を見ていきましょう。
Instagram広告の「投稿を宣伝」機能は、Instagramの各投稿に青いボタンが表示されます。

Threadsでも各投稿に青いボタンが表示されるかもしれませんね。

過去に投稿した内容がそのまま広告として利用されます。そのため、新たにクリエイティブを作成する必要はありません。

ターゲットとして設定できるのは、年齢層と簡単な興味関心、期間・金額といった簡単な設定だけで配信可能です。Facebook広告マネージャに比べて手軽に始められる魅力があります。

次にFacebookの「広告マネージャ」を説明致します。Facebookの「広告マネージャ」とはFacebook、Instagram、Messenger、Audience Networkへの広告出稿の設定ができるツールです。Meta Business Suiteを開設することで利用可能になります。広告マネージャを利用することで、広告のクリエイティブや配信オーディエンス等、配信設定を細かく設定することができます。広告代理店はMeta広告を出す際は一般的に広告マネージャーを利用します。

Facebook広告マネージャと「投稿を宣伝」はどちらがいいのか?

商材や業界の違いはありますが、Webサイトアクセスからの購入やアプリ販売、ECサイトの購入を目的であればFacebook広告マネージャを用いた広告配信がおすすめです。

目的に応じたCTAボタンがあり、さらにCV地点で広告の最適化をすることが可能です。

Facebook広告マネージャはターゲット層を細かく設定できるので、セグメントをしっかりした上で配信することが可能です。

またFacebookとInstagramの両方に出稿できる点もメリットです。

一方で簡単に投稿内容を拡散したい、多くの人に投稿内容を告知したいという場合には
「投稿を宣伝」がおすすめです。

「投稿を宣伝」の場合は広告臭さが少なく、自然な投稿風に見せることができるのもメリットです。

しかし、複数のクリエイティブを最適化しながら配信することができないので、クリエイティブの摩耗が激しく、再度新しい投稿を宣伝する際には最適化を一から行うことになってしまいます。

Instagrramから直接広告を作成する。

Instagramのアプリ・Webサイトから直接広告を作成・出稿する方法です。
ThreadsのアカウントもInstagramに紐づいているため、Threads広告が出た際も似たような仕様になる可能性があるので予習しておきましょう。

① Instagramのプロフィール画面を開きます。
あらかじめビジネスアカウントに切り替えておく必要があります。

②広告に使いたい投稿の右下の「投稿を宣伝」をクリック

③「次へ」をタップし、広告の詳細を入力していきましょう。
目標の選択では、「プロフィールへのアクセスを増やす」「ウェブサイトへのアクセスを増やす」「問い合わせを増やす」から選べます。

④オーディエンス(広告を届けたい相手)を設定では、自動設定かカスタムオーディエンスを選択できます。カスタムオーディエンスでは、地域、興味・関心、年齢と性別を絞ることが可能です。

⑤予算と掲載期間を入力。
1日当たりの予算を設定し、何日掲載するかによって広告費用が変わってきます。
Instagramアプリから出稿する場合、1日あたりの最低金額は1ドルです。
※ドルで計算されるため、円に換算した為替レートに注意してください。

⑤ 最後に広告を確認。
広告プレビューを確認後、問題なければ支払い方法を追加、「投稿を宣伝」をタップして広告作成は完了です。※広告審査で承認されると、広告掲載が開始されます。

Facebook広告マネージャーの配信面

Threads広告が始まった場合は管理画面の広告セットで配信面としてプラットフォームを選択する際に自動でチェックが入るか。若しくは手動で配信面を指定する必要があります。

MetaのプラットフォームのFacebook広告、Instagram広告ではテキストより画像や動画が重要になっています。どちらかというと、今回のサービス「Threads」はX(Twitter)寄りですね。X(Twitter)広告のクリエイティブポイントはテキストが大事になることが多く、配信面としてFacebook、Instagramと同じような考えだとまずいです。

既にMeta広告を配信している広告主様でThreads広告が始まった際はそのまま配信すると成果がいつの間にか悪化している可能性もあるので注意致しましょう。FacebookやInstagramのクリエイティブも試しつつ、X(Twitter)寄りのクリエイティブも試す必要があります。

いざThreads広告が始まった場合

Threads広告を出そうにも、Instagramの「投稿宣伝」の様に簡単に広告を出すことができる可能性はあります。しかしながらInstagramから直接広告を出稿した場合、計測タグをランディングページやサイトへ設置せず広告配信するため、重要な広告数値が分からない可能性があります。

広告の現場でよくお客様から耳にするのが、広告出稿を自社で行ったがどれぐらいのユーザーがinstagramの広告で購入や予約に至ったのかがわからないという問い合わせです。

Threads広告が開始した際、InstagramからThreads広告を簡単に出す方法も想定されますが、計測タグを設定して頂いた上でFacebook広告マネージャーから配信した方が広告配信の計測も充分に取れますし、機械学習の観点からも良いです。

Threads広告で最初に導入されるのは?

海外のメディアではInstagramパートナーシップ広告とされています。
Meta関係者がAxios社に語ったところによると、(引用元:Scoop: Branded content tools coming to Threads)

Instagramはパートナーシップ広告(旧ブランドコンテンツ広告)をThreadsに導入する予定で、広告が全面的に禁止されている間にアプリ上で有料プロモーションに参加する方法を提供するようです。恐らく上記のインタビューの内容から予想されるのが本格的な広告を導入する前にInstagramパートナーシップ広告を導入する可能性がありそうです。

Instagramパートナーシップ広告とはインフルエンサーが投稿した自然投稿を、
企業・ブランドが自社の広告として配信できるようになります。

ユーザー数が10億人以上に達しない限りは広告は本格的には実施されない可能性がありますが、その前にThreadsのインフルエンサーの投稿を元に広告主はパートナーシップ広告で広告を出すことが可能になるかもしれません。

まとめ:Threads広告が始まった場合はInstagramの仕様が関わってきそう

配信可能になったときThreads広告はInstagramの現状の仕様に紐づいている可能性があります。Threads広告配信するお勧めとしては計測タグを設定した上でFacebook広告マネージャーから配信するのが可能であれば広告の数値計測や広告配信の機械学習の観点からも望ましいです。

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